立憲・泉代表続投へ 参院選総括は執行部に一任
立憲民主党は5日、参院選後3回目となる両院議員懇談会を国会内で開き、改選前より6議席減らした選挙の総括案の扱いを泉健太代表ら党執行部に一任した。泉氏は会合で、選挙や国会で戦える幹部人事をすると約束し、代表続投が認められた形となった。
泉氏は総括素案を3日の懇談会で示したが、野党連携のあり方などについて具体論が乏しく、集約には至らなかった。党内から「今後の党運営にかける思いが伝わらない」「党勢拡大に向けた具体策を」などとの声が上がり、素案を修正して5日に改めて示した。
修正案では、ベテラン議員も含めた「多様な人材が文字通り『全員野球』で取り組める党風」にするための体制をつくると言及。来春の統一地方選で「現有勢力の維持は至上命題」と具体的な目標を加えた。
この日の懇談会でも責任論が…
- 【視点】
参院選敗北は深刻だけれど、ここで代表選をやるような局面ではないというのが大勢の判断でしょう。ただし、幹部人事について「選挙に強い体制」「国会での戦闘力を高める体制」にすると明言したということですから、体制はある程度、強化されるのだろうと思い