「祖母が投資詐欺にあいそうに…」元AKB48らが被害防止呼びかけ

村上潤治、大宮慎次朗
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 オレオレ詐欺や還付金詐欺に歯止めをかけようと、神奈川県警は5日、防犯キャンペーンを行い、タレントやアナウンサーが一日署長として被害防止を呼びかけた。県警本部では緊急の対策会議が開かれた。

 AKB48の元メンバーで横浜市出身のタレント永尾まりやさん(28)は港南署の一日署長に就任。永尾さんは「祖母が先月、投資詐欺にあいそうになり寸前のところで家族で阻止した」と話し「特殊詐欺は身近なところにある」と訴えた。

 横浜市出身のフリーアナウンサー高見侑里さん(35)は戸部署の一日署長を務め、横浜駅近くであった県と県警が主催する「夏休み安心・安全キャンペーン」に参加した。

 高見さんは横浜ご当地芸人「横浜ヨコハマ」と、どうすれば犯罪被害や交通事故を防げるかトークセッション。特殊詐欺について「巧妙な手口で、いつ迫ってくるかわかりません。みなさんで、『絶対にだまされない』という意思を持ちましょう」と呼びかけた。

 一方、県警の会議には銀行やコンビニエンスストアの担当者ら53人が参加。県警によると、4~6月の還付金詐欺の被害は193件で前年同期比で108件増えた。一部銀行では70歳以上の顧客に、ATMでの1日当たりの出金と振込額に制限を設けている。県警は会議で、還付金詐欺の被害者の年齢層が70代から60代にシフトしているため、利用制限を60歳まで引き下げられないかと申し出た。(村上潤治、大宮慎次朗)