岸田首相、記者の問いかけに無言 10日に内閣改造と党役員人事へ

高橋杏璃
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 10日に内閣改造と自民党役員人事を行う意向を固めた岸田文雄首相(党総裁)は5日夜、移動先の広島市内で朝日新聞記者の問いかけに答えなかった。

 広島選出の首相は広島への原爆投下から77年となる6日に、就任後初めて平和記念式典(広島市)に出席し、あいさつをするため前日に広島入り。記者は自宅前で人事のタイミングの理由などについて聞いたが、首相は無言で自宅に入った。

 内閣改造と党役員人事は、8月下旬から9月上旬に実施するとみられていたが、首相は大幅に前倒しする選択をした。首相周辺への取材によると、人心を一新し、山積する内外の難局を乗り切るねらいがあるという。(高橋杏璃)

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    曽我豪
    (朝日新聞編集委員=政党政治、教育改革)
    2022年8月6日12時0分 投稿
    【視点】

    「令和版所得倍増」「寛容の政治」など、何かと宏池会の創設者・池田勇人首相に倣う姿勢が際立つ岸田文雄首相ですが、その池田首相も政権発足後初めての参院選勝利に後に内閣改造と自民党役員人事を行っています。参院選直後に自民党総裁選があり、対立候補な