和歌山・白浜のビーチにイルカ 専門家「水族館と違い注意が必要」

勝部真一
【動画】海水浴客の間を泳ぐイルカ。専門家は「野生なので注意が必要」と話す=勝部真一撮影
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 和歌山県白浜町のビーチに4日、イルカがあらわれた。

 ミナミハンドウイルカかハンドウイルカとみられる雄で体長は約2メートル。臨海という地域の浜辺に出現した。地元ダイバーによると、数日前から臨海の沖でたびたびみかけていたという。4日午前には海水浴やシュノーケルを楽しむ人たちの間を数時間、ゆっくりと泳いでいた。

 太地町のくじらの博物館の稲森大樹館長によると、太地町で最近目撃され、館長も確認したイルカと同一個体とみられるという。串本町でも単独行動をしているイルカが見られ、同じイルカが白浜に来たのではないかという。

 稲森館長は「これまでの経験から人への警戒心より好奇心が上回っているようだ。ただ水族館のイルカとは違い、野生なので注意が必要」と話している。今年、福井市のビーチでイルカにかまれる被害が相次いでいることもあり、白浜町のビーチでも子どもたちに「さわったり、乗ったりしたらだめ」と注意しながら見守る保護者もいた。(勝部真一)