内閣改造と自民党役員人事が急きょ、10日に行われることになった。8月下旬から9月上旬との見方が強まっていたが、大幅な前倒しとなる。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治との関係など、政権を取り巻く状況が厳しくなっており、局面を打開するねらいがあるとの受け止めが広がった。
5日夕、自民党の衆参議員や秘書らがざわつき始めた。当初予定になかった臨時の役員会が週明け8日の午後4時半にセットされたためだ。党運営に関する重要事項を決める総務会も臨時で開く予定となり「案件が分からない」「執行部から何かしら報告があるらしい」「人事しかない」といった言葉が飛び交った。
その後、8日に自民党総裁の…
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- 【視点】
首相の本音はよくわからないですね。世論向けアピールだとしたら、あまり効果は見込めないと思います。むしろ、新しい閣僚や党幹部に旧統一教会との接点や関係するエピソードがみつかるかもしれないことを考えれば新たなリスクにもなりえます。まだそこまで支