夏の甲子園、3年ぶりに一般客を迎えて開幕 横浜主将が選手宣誓

内田快
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 第104回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)は6日、3年ぶりに一般客を迎え、兵庫県西宮市阪神甲子園球場で開幕した。参加3547チームの頂点をかけた49代表の戦いが始まった。

 午前9時からの開会式は天候が不安定だったため、約30分遅れて始まった。

 今夏もまた新型コロナウイルスの影響を受けるなかでの開幕となった。

 開会式は、新型コロナの陽性者が出ている浜田(島根)、帝京五(愛媛)、有田工(佐賀)、九州学院(熊本)、県岐阜商、九州国際大付(福岡)の6校が欠席。

 当初はベンチ入りメンバー全員が参加する予定だったが、感染拡大予防のため、主将のみが参加する形式に変更された。

 入場行進では前年優勝校の智弁和歌山を先頭に、南から北の順で、主将が場内を1周した。欠席した6校もプラカードを持つ生徒は行進し、場内からはひときわ大きな拍手が送られた。

 選手宣誓は、2年連続20回目の出場を果たした横浜(神奈川)の玉城陽希(はるき)主将が務めた。「感謝と感動の高校野球の新たな歴史に名を刻めるよう、全身全霊でプレーをし、最高の夏にすることを誓います」と一言ひとことをかみしめるように声を出した。

 早稲田実西東京)のエースとして2006年の第88回大会を制した斎藤佑樹さん(34)が始球式に登場した。

 開幕試合では33年ぶり出場の日大三島(静岡)と37年ぶりの国学院栃木が対戦した。国学院栃木は3点を先行されたが、中盤の集中打で逆転し、10―3で快勝。夏の甲子園2回目の出場で初勝利をつかんだ。

 第2試合は明豊(大分)が12安打を放って、樹徳(群馬)を7―3で破った。

 第3試合は京都国際―一関学院(岩手)の顔合わせ。

 今大会は3年ぶりに一般の観客が入場する。感染拡大予防のため、全席指定などとした。一昨年の第102回大会は中止、昨年の第103回大会では入場は保護者や野球部員らの学校関係者に限られていた。

 抽選会前に新型コロナの集団感染が起きたと判断された浜田、帝京五、有田工、九州学院の4校の初戦は、回復の時間を可能な限り確保するため、大会第8日に設定された。

 5日には県岐阜商も集団感染と判断されたことが明らかになった。第4日に社(やしろ)(兵庫)との1回戦が予定されており、大会本部は「なんとか出場の道を探れないかを第一に考えている」としている。

 大会は17日間(休養日3日を含む)の日程で開催され、決勝は22日の予定。(内田快)

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    末冨芳
    (日本大学文理学部教授)
    2022年8月6日9時28分 投稿
    【提案】

    甲子園開幕おめでとうございます。 選手や部員のみなさんがケガや熱中症、新型コロナウィルス感染などなく、活躍されること願っています。 しかし私は高校野球を見ることができないのです。 暴言暴力や人権侵害のない高校野球になってほしい、主