樹徳の阿部は監督にもツッコむ 自分の役割は「それでいいんです」

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佐藤祐生
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群馬・樹徳(じゅとく) 阿部匠真内野手(3年、背番号14)

 電車と駅のアナウンスが、練習で疲れた心と体を癒やしてくれる。

 群馬県桐生市にある学校から上毛電気鉄道に約30分、揺られる帰り道。スマートフォンを通して耳を傾けるのは、動画共有サイトにアップされている都会の駅の音だ。

 東京の駅のアナウンス、接近と発車のメロディー……。都会の電車に乗っている気分に浸る。

 「東京のアナウンスは日本語だけでなく、英語も話す。すごい」

 特にお気に入りは、乗り入れ線が多く、多彩な品川駅渋谷駅のメロディー集だ。

 好きになったのは、高校2年の夏。電車のアナウンスをとり上げたテレビ番組を見たのがきっかけだった。

 理由はうまく言えない。ただ、「聞いていて、安らぐんです」。

 チームでは仲間を癒やすのではなく、盛り上げることが何よりの役割だ。

 ノーシードで臨んだ群馬大会…

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