1回戦屈指の好カードの愛工大名電×星稜も 甲子園、7日の見どころ

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 第104回全国高校野球選手権大会の7日の見どころをお伝えします。

創志学園×八戸学院光星

 創志学園は右横手から最速147キロの直球を投げる絶対的エースの岡村洸太郎が鍵を握る。岡山大会全5試合に先発し、38回を投げて8失点。ピンチになるとギアが上がり、計39三振を奪った。長沢宏行監督が今夏限りで勇退することもあり、選手の結束力も高い。

 八戸学院光星は6投手の継投で勝ち上がってきた。接戦に強く、青森大会5試合のうち決勝の八戸工大一を含む計3試合を1点差で制した。打率4割5分5厘の4番野呂洋翔、打率5割の5番織笠陽多に走者を置いて回したい。

愛工大名電×星稜

 1回戦屈指の好カード。愛工大名電は、全国最多175チームが参加した愛知を勝ち抜いた。打線は打率4割超えの選手が6人、左腕の有馬伽久は145キロ前後の直球を投げ込む。

 今春の選抜で8強入りした星稜もマーガード真偉輝キアン、武内涼太の両右腕はともに最速140キロ超。両校は数十年前から毎年のように練習試合をする間柄で、今年6月の練習試合では2試合して1勝1敗。いずれも1点差の接戦だったという。互いに守りも堅いだけに、数少ない好機で早めに1本を出して主導権を握りたい。

鶴岡東×盈進

 鶴岡東は山形大会5試合で37得点、2失点。投打ががっちりとかみ合い勝ち上がってきた。48年ぶり出場の広島の盈進(えいしん)も3年生5人の投手陣で広島大会7試合で10失点、失策は7と守りが安定している。

 攻撃は、ともに機動力を生かして勝ち進んだ。鶴岡東の15犠打、12盗塁に対し、盈進は12犠打、20盗塁。鶴岡東は打率4割6分7厘でチームトップの4盗塁を記録した4番前田夢翔(ゆうと)が出塁して足でかき回したい。盈進は打率6割1分5厘、10打点の3番秋田浩侑(こうゆう)に走者を置いた場面で回したい。

近江×鳴門

 ともに好投手を擁し、投手戦が予想される。

 今春の選抜準優勝の近江は右腕・山田陽翔(はると)が大黒柱。滋賀大会3試合22回を投げて1失点で、最速149キロの直球と打者の手元で鋭く曲がるカットボールやツーシームを操る。

 鳴門の左腕・冨田遼弥は徳島大会4試合を1人で投げ抜き、28回を4失点。最速144キロで大きく曲がるスライダーを武器とし、今春の選抜1回戦では大阪桐蔭を相手に内角を突く気持ちの投球も光った。どちらも簡単には打ち崩せないだけに、相手のミスにつけ込みたい。