原発を「盾」に使うロシア、ウクライナはどう対処? 戦闘激化の恐れ

有料会員記事ウクライナ情勢

佐藤達弥
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 欧州最大の出力を誇るウクライナ中南部ザポリージャ原発が5日、攻撃を受けた。ウクライナとロシアの双方が同日、SNSへの投稿で互いを非難した。中南部や南部ではウクライナ軍が、ロシア側支配地域の奪還作戦を続けており、原発周辺の戦闘がさらに激しくなる恐れもある。

 ウクライナの原子力企業エネルゴアトムは同日、ロシア軍が原発を3回にわたって攻撃したとSNSに投稿。砲撃が高圧送電線に当たったほか、多連装ロケット砲の弾頭3発が原子炉のある建物のそばに落ちたと主張した。大きな被害を受けた建物もあり、放射性物質が飛散する可能性があるとしている。

 ザポリージャ原発は3月以降、ロシア軍が占拠し、ウクライナ人職員が運転している。エネルゴアトムはSNSで、今回の攻撃の前にロシア原子力企業の代表が急いで発電所を後にしたとし、「彼らは攻撃が準備されていると知っていた」との見方を示した。

 一方、この投稿の約2時間後…

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