海星の夢ニイは分かっている…視力弱まる弟の思い 応援席への約束

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三沢敦、岡田真実
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 夏の甲子園ベスト8をかけ、15日の第4試合で滋賀代表の近江と対戦する長崎代表の海星。1番打者で中堅手の河内夢翔(ゆめと)君(3年)=長崎県島原市=には小学3年生の弟がいる。兄とともにスポーツが大好きだが、脳腫瘍(しゅよう)の影響で目が見えにくい。「夢ニイ、絶対に勝って」と応援する弟に、夢翔君は最高のプレーでこたえるつもりだ。

 7月25日、長崎大会の準決勝開始前の「子ども始球式」で、「兄弟対決」が実現した。河内愛季(あいき)君(8)がマウンドに立ち、打席には夢翔君。愛季君が全身を使って思い切り投げたボールはワンバウンドで捕手のミットに。夢翔君のバットが空を切り、「ストライク!」。駆け寄った夢翔君から記念にボールを手渡され、愛季君は照れ笑いした。

 海星が準決勝に勝ち進み、しかも先攻にならなければ「兄弟対決」は実現しなかった。夢翔君は「めちゃくちゃうれしかった。自分もがんばらなきゃと気合が入った」。一回に右前安打で出塁し、後続の適時打で先制のホームを踏んで流れをつくった。

 愛季君に脳腫瘍が見つかった…

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