安倍氏に当たった銃弾一つ行方不明 現場で未発見、処置中に流出か

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 安倍晋三元首相(67)が奈良市で街頭演説中に銃で撃たれて殺害された事件で、安倍氏に当たった2発の銃弾のうち、一つが見つかっていないことが捜査関係者への取材でわかった。銃撃現場で回収されず、病院での救命処置中に体外に出て行方がわからなくなった可能性があるという。

 事件は8日で発生から1カ月。重要な物証の一つが行方不明になったことになるが、奈良県警は「遺体の状況や他の弾は確認できており、事実関係の立証に支障はない」としている。

 安倍氏は7月8日午前11時半過ぎ、近鉄大和(やまと)西大寺(さいだいじ)駅前で背後から撃たれた。県警は現場で長さ約40センチ、高さ約20センチの銃を押収した。捜査関係者によると、銃は山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=の手製で、銃身が2本あった。県警は、引き金を引くと一つの銃身から6個の弾丸が詰まった弾薬が発射される仕組みだったとみている。現場では直径1センチ弱の弾丸が見つかったという。

 県警によると、安倍氏の左上…

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