「寂しいな」胸に残るじいちゃんの一言 日本文理の郷戸が培った誇り

有料記事

佐藤祐生
[PR]

新潟・日本文理 郷戸(ごうど)真旺(まお)選手(3年)

 じいちゃんが大好きだ。

 スキーの名所、新潟県妙高市の出身。じいちゃんはスキー学校の校長だった。

 物心がつく前から一緒にスキーを滑っていたらしい。

 小学生のころは毎日のように、滑りに連れて行ってもらった。学校のスキー部にも、じいちゃんが指導役としてやって来た。

 旗の間をくねくねと通過して、滑り降りるタイムを競う「ジャイアントスラローム」の地元の大会で3位以内に入ったことがある。

 大会前にはいつも「頑張れよー」。大会後には「もうちょっと、こうだったな」などとアドバイスしてくれた。

 野球は小学1年のときに始めた。

 じいちゃんは野球も応援してくれた。夏には一緒にテレビで甲子園の中継を見た。

 「お前もここに立つんだよな」

 「うん」

 甲子園は家族みんなが目指す場所になった。

 日本文理へ進学したいと思ったのは小4のとき。

 2014年の夏、新潟大会の…

この記事は有料記事です。残り692文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。