免許いらずで手軽なミニボート、事故も急増 注意すべきポイントは?

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古城博隆
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 釣り人らに人気のミニボートの事故が急増している。免許や検査が不要で、インターネット通販で購入できる手軽さがある一方、海や船について学ぶ機会がないまま事故を起こすケースが目立つ。海上保安庁は安全対策を呼びかけるため、ネット通販大手への働きかけを始めている。

 ミニボートは、長さ3メートル未満かつエンジン出力1・5キロワット(約2馬力)未満のボートで、空気で膨らませるゴム製や、FRP(繊維強化プラスチック)製が一般的だ。

 国土交通省マリンレジャーを広めようと、小型船舶操縦免許や船舶検査を不要とするよう2003年に規制を緩和した。一式10万円ほどから購入でき、沖に出て釣りを楽しむ人たちの間で利用が広がっている。

知識不足や整備不良…ネット通販と連携強化

 一方で、事故件数も右肩上がりに増え続けている。

 海保によると、統計のある05年の年20件から、09年以降は50件前後に増加した。さらにコロナ禍において、屋外で楽しめるレジャーとして利用者が増加。それに合わせるように、事故件数も20年に103件、21年に121件と急増した。

 死者・行方不明者は計31人に上る。ライフジャケットは着用義務がなく、着用していても救助を待つ間に低体温症で亡くなったり、波で水を飲んでおぼれたりするケースが多いという。

 事故原因は「転覆・浸水」が…

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