県岐阜商、予定通りに社と初戦へ 集団感染受け、選手10人入れ替え

山口裕起
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 第104回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)の大会本部は8日、新型コロナウイルスの集団感染が発生した県岐阜商について、予定通り大会第4日(9日)の第4試合で社(やしろ)(兵庫)と対戦すると発表した。

 一部を改定した感染拡大予防ガイドラインに基づき、県岐阜商は登録選手18人のうち10人を入れ替えた。

 さらに試合前72時間以内に、新たに登録されたこの10人を含むチーム全員の陰性をPCR検査で確認した。

 県岐阜商は2年連続30回目の出場。開幕前日の5日、新型コロナの集団感染が発生したことが明らかになり、主将のみで行われた6日の開会式を欠席していた。

 大会本部は6日、集団感染が起きた場合でも試合ができる可能性を残すため、感染拡大予防ガイドラインのうち、「代表校の大会参加可否の判断基準」を改定した。

 新たな判断基準として、「試合前の72時間以内に当該チームの登録選手ら全員の陰性が確認された場合、当該試合への出場を認める」、「感染拡大に歯止めがかかり、感染拡大防止措置が講じられていることを認められた場合、一部の登録選手らを入れ替えることができる」の2項目を加えた。

 改定の際、大会本部は「各地方大会を勝ち抜いた代表校に甲子園で試合をしていただきたいという気持ちは変わらない。どういった対応が適切なのか、大会本部として議論した結果」などと説明していた。

 今大会の代表校では、浜田(島根)、帝京五(愛媛)、有田工(佐賀)、九州学院(熊本)も2日に集団感染の発生が発表された。この4校については3日の組み合わせ抽選会で初戦が第8日(予定では13日)になるよう配慮した。(山口裕起)