最低賃金31円引き上げへ 過去最高の上昇額 北海道

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日浦統
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 北海道地方最低賃金審議会(亀野淳会長)は8日、今年度の道内の最低賃金(時給)を現行の889円から31円引き上げ、920円とするよう、北海道労働局の友藤智朗局長に答申した。最低賃金が時給換算となった2002年度以降で引き上げ額(31円)、引き上げ率(3・49%)ともに過去最高となる。同局が道民から広く意見を募ったうえで適当と判断すれば、10月2日から改定する。

 最低賃金は、物価や所得水準などに応じて、47都道府県ごとに決める仕組み。厚生労働省の中央最低賃金審議会は1日、都道府県をA~Dの4ランクに分けて引き上げ額の目安を示しており、北海道はCランク(30円)となっていた。

 道審議会の専門部会では急速な物価高を受けて、労使の主張は例年以上に鋭く対立した。目安に1円上乗せして31円とする結論は、道内の消費者物価の上昇率が全国より高いことを踏まえつつ、企業の賃金支払い能力も考慮したものだ。

 労働者側は、物価上昇が進む…

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