「議員外交が極めて重要」 日華議員懇、台湾側との連携強化を確認

野平悠一
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 超党派の日華議員懇談会(会長=古屋圭司・元拉致問題相)は8日、国会内で総会を開き、来日中の台湾立法委員(国会議員)らと会談した。ペロシ米下院議長の台湾訪問をめぐり、中国が台湾周辺で軍事演習を実施するなど、中台間の緊張が高まっていることを踏まえ、議員間の連携を強化する方針を確認した。

 古屋氏は「共通の価値観を持つ国がしっかり対処をしていくことが極めて重要だ」とあいさつ。「台湾と日本は正式な外交がないので議員外交が極めて重要な役割を果たす。今後、その重要性が増していく」と述べ、交流を深めていく考えを示した。

 台湾側の代表を務める郭国文氏は「これからも日本側と関係を深めていきたい」と話した。また、日華議員懇談会の最高顧問を務めていた安倍晋三元首相が演説中に銃撃され死亡した事件から8日で1カ月を迎えたことについて、「今も悲しんでいる」と発言。安倍氏が昨年12月に台湾で開かれたシンポジウムにオンライン参加した際、「台湾有事は日本有事であり、日米同盟の有事でもある」と発言したことを「台湾の人々がすごく感銘を受けた」と評価した。(野平悠一)