急増する「物価高」倒産、7月は過去最多 帝国データ調べ

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山下裕志
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 帝国データバンクは8日、原材料や原油の価格高騰など「物価高」を理由にした倒産が、7月は前月より8件多い31件あったと発表した。調査を始めた2018年以来、単月では最多になったという。コストの増加を価格に転嫁しづらい中小・零細企業を中心に、今後も倒産が増える可能性がある。

 負債1千万円以上の倒産(法的整理)のうち、原材料や燃料の価格上昇などにより経営が厳しくなったケースを集計した。今年5、6月はそれぞれ23件で、単月では最多だったが、7月はさらに上回った。

 1~7月では合計116件…

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    後藤達也
    (経済ジャーナリスト)
    2022年8月9日7時20分 投稿
    【視点】

    エネルギーなどの原材料高に加え、円安が進んだことで輸入コストは大きく上昇しています。日本は食料自給率も低く、円安が急速に進んだときの脆弱性がこの半年余りで浮き彫りになったとも言えそうです。 一方、トヨタ自動車は4日、円安などを背景に202