同点の九回、甲子園に響く市船soul 母が想う天国の息子の気持ち

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宮坂奈津
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 (8日、第104回全国高校野球選手権大会1回戦 興南5-6市船橋)

 力強い主旋律に乗って、応援が熱を帯びる。

 8日の市船橋(千葉)と興南(沖縄)の試合は同点のまま、九回を迎えた。市船橋の先頭打者が安打で出塁すると、アルプス席にいた吹奏楽部員の手に、いっそう力が入った。

 指示された曲は「市船(いちふな)soul(ソウル)」。吹奏楽部で受け継がれ、「神応援曲」と呼ばれるようになった曲だ。

 この曲が誕生したのは、10年ほど前。吹奏楽部員だった浅野大義さんが「市船の魂をうたった曲をつくりたい」と作曲した。

 この曲を後輩の吹奏楽部員が演奏し、試合でも流れるようになった。

 しかし、それから間もないころだった。大義さんにがんが見つかった。入退院を繰り返したが、がんは肺から脳に転移した。

記事の最後に、「市船soul」が浅野大義さんの告別式で演奏された様子の動画があります。

 2016年の千葉大会で野球…

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