バイデン氏、中国の演習「懸念している」 ペロシ氏訪台後初めて発言

ワシントン=清宮涼
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 バイデン米大統領は8日、ペロシ米下院議長の台湾訪問に反発して中国が台湾周辺で軍事演習を行っていることをめぐり、「懸念している」と語った。

 訪問先のデラウェア州で記者団の質問に答えた。台湾の状況については、「心配はしていない。(中国が)これ以上何かするとは思っていない」とも述べた。

 一方、ペロシ氏の訪台が賢明な判断だったと思うかと問われると、「彼女の判断だ」と述べるにとどめた。今月2~3日のペロシ氏の訪台後、バイデン氏が訪台についてコメントするのは初めて。バイデン政権はこれまで、ペロシ氏の訪台は政権としての判断ではないと説明してきた。

 ホワイトハウスのジャンピエール報道官は8日の会見で、中国について「挑発的で無責任で、誤算の可能性を高めている」と批判した。(ワシントン=清宮涼

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    佐橋亮
    (東京大学東洋文化研究所准教授)
    2022年8月9日9時58分 投稿
    【解説】

    ペロシ氏の訪台そのものは、政権としては批判せず、議員としての権利であるという説明に終始しています。それはさておき、カール国防次官も記者会見を行いましたが、そこでは二つの注目される発言があります。 一つは、台湾に対する中国の侵攻は2年以内に