米FBIがトランプ前大統領の自宅を捜索 トランプ氏「占拠された」

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ワシントン=合田禄、高野遼
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 トランプ前米大統領は8日、米連邦捜査局(FBI)に自身のフロリダ州の自宅「マール・ア・ラーゴ」が捜索されていることを明らかにした。前大統領の自宅が強制捜査を受けるのは極めて異例。米メディアによると、トランプ氏が大統領退任時に機密文書を持ち出した疑惑に関連した捜索だとみられている。

 トランプ氏は8日午後7時前(日本時間9日午前8時前)に出した声明で、フロリダ州パームビーチの自宅が「現在、大勢のFBI捜査官に包囲され、強制捜査され、占拠された状態だ」とした。トランプ氏の金庫の中まで捜査を受けたという。トランプ氏は「こんなことは、これまで(歴代の)米大統領にはなかった」と捜査を批判した。

 米ABCなどによると、捜索は8日午前10時ごろに始まった。トランプ氏本人は捜索時は不在で、ニューヨークに滞在中だったとみられる。

 捜索の容疑は不明だが、トランプ氏が昨年1月の大統領退任時に、機密内容を含む文書を持ち出し、自宅に運び込んだ疑惑に関連した捜索とみられるという。

 米国立公文書記録管理局は今…

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    三牧聖子
    (同志社大学大学院准教授=米国政治外交)
    2022年8月9日16時15分 投稿
    【視点】

    トランプ氏は今回の捜査を、中間選挙が迫る中、共和党の勢いを減じようとする民主党の策略であり、2024年大統領選での自身の出馬を妨害しようとする民主党の攻撃であると強く批判している。政治的な意図に基づく恣意的な捜査というわけだ。 トラン