横浜の2年生左腕・杉山、もう雰囲気にはのまれない 無四死球で完投

[PR]

(9日、第104回全国高校野球選手権大会1回戦 三重2-4横浜)

 成長を見せつける122球だった。横浜の2年生左腕、杉山遥希は無四死球で2失点完投。内角を突く直球と外角へのスライダー、チェンジアップで緩急をつけ、的を絞らせなかった。

 昨夏、1年生ながら、智弁学園(奈良)との2回戦で甲子園の先発を経験。だが、5四死球を与えて4回3失点。「緊張してアップアップしていた」。周りを見る余裕がなかった。

 今夏は神奈川大会から背番号1を背負い、決勝では東海大相模を完封した。横浜スタジアムの大観衆の中での快投に自信をつけた。

 この日は六回に1点を返されると、投球の間を変えてタイミングをずらした。「打者を見ながら投げられた。3年生の夏を終わらせたくない」。もう大舞台の雰囲気にはのまれない。