第4回東大卒クイズ王も宿題は「苦手だった」 今、大人たちに問いたいこと

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中井なつみ
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 史上初となる「全国高等学校クイズ選手権」の2連覇を達成したことで知られ、東大生時代に「クイズ王」としても活躍した伊沢拓司さん。伊沢さんは、小学生のころの夏休み、どんな風に宿題と向き合ってきたのでしょうか。

 「まったく、計画的にやれるタイプではなかった」と語る伊沢さんにとって、一つだけ思い出に残っている、「楽しかった」宿題があるとか。その思い出を聞きました。

宿題は「好きじゃなかった」

 ――小学生時代、夏休みの宿題はどんなものが出ていましたか。

 計算のプリントや調べ学習、自由研究のような課題など、とにかく量が多かったなという記憶があります。

 僕自身も、最初に片付けてしまうというタイプではなく、夏休みの後半になり、追い込まれてやる気に火がつくタイプ。僕の学校は夏休みが9月の頭まであったのですが、9月になっても終わっていないピンチも何度もありましたね。お盆のあたりでだんだんやばいな、と感じてきて、8月末~9月にかけてが追い込み、という感じでした。

 ――あまり、宿題は好きじゃなかったとか。

 そうですね、いやでした。僕の学校は、夏だけではなく冬も自由研究があって、テーマを考えるのも大変。いろいろなテーマをやりましたが、どこか心から楽しめていなかったんです。

 心から楽しめていないと、発表する自信もつかなくて、なんだか憂鬱(ゆううつ)になっちゃうんですよね。

 でも、その中でも一番心に残っているのは、小学校3、4年生のとき、「なんでもいいから、どこかの国のことを調べて発表するように」というテーマがあった宿題です。このとき、実家のお風呂の壁に張ってあった「世界地図ポスター」を見ていて、「この国、めっちゃおもしろいなぁ」と自分で見つけた国をテーマにしたんです。このときは、とても楽しかったですね。

小学校時代のハイライト

 ――なんという国ですか?

 セントビンセント及びグレナ…

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    おおたとしまさ
    (教育ジャーナリスト)
    2022年8月11日14時23分 投稿
    【視点】

    夏休みなんだから、休みましょうよ。 時間の空白があることに不安を感じるのは、現代人特有のある種の強迫症みたいなものだと私は思います。 ひまな時間が続いたときに、自分が、何を思うのか、考えるのか、やり始めるのか。 それに気づくこと自体が

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