旭川大高吹奏楽部、応援合戦の相手も強豪 小編成でも負けるわけには

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三木一哉
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 第104回全国高校野球選手権大会で、10日の第1試合で対戦予定の北北海道代表の旭川大と大阪代表の大阪桐蔭。選手ばかりではなく、スタンドの応援を一つにする吹奏楽部員たちの応援合戦も見ものだ。

 旭川大高吹奏楽部は部員17人。少人数ながら、北北海道大会が行われた旭川スタルヒン球場での響きは、大編成の学校に引けを取らなかった。

 コンクールでは2012~21年の10年間(20年はコロナ禍で中止)、小編成(B、C部門)では最高峰の大会である東日本大会に5回出場。B部門の金賞1回、C部門の金賞1回の実績がある。

 対する大阪桐蔭吹奏楽部は部員数約180人、全日本吹奏楽コンクールの常連で、地方巡回公演をするほどの実力校だ。実際に甲子園のスタンドで演奏できるのは50人が上限だが、それでも旭川大高の3倍の規模だ。

 部長を務めるトロンボーンの…

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