100年続く酒屋の長男、コンビニがない町で描く夢 能代松陽・浅利

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佐藤祐生
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秋田・能代松陽 浅利一颯(かずさ)外野手(3年)

 ブナの原生林が広がる世界自然遺産白神山地のふもと、秋田県藤里町で約100年続く酒屋の長男だ。

 町の人口は約3千人。面積の6割以上を林地が占め、町には映画館や本屋はもちろん、コンビニエンスストアもない。

 町内には小・中学校がそれぞれ1校しかなく、同級生は20人程度しかいなかった。

 そんな町で野球を始めたのは小学3年の時。

 仲の良かった友達と地元の少年野球チームの練習会に参加した。ボールがバットに当たった時の感覚が好きで、のめり込んだ。小学生の時は、チームの練習がない時間もキャッチボールなどをして過ごした。

 実家の「浅利商店」は酒だけ…

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