ネーミングが映し出す首相の狙い 岸田首相は新内閣を何と名づける?

有料記事岸田政権

磯部佳孝
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 歴代の首相は新たな内閣に自ら名前を付けてきた。「経済再生内閣」「改革断行内閣」「美しい国づくり内閣」……。そのネーミングは、時の首相の狙いや政治状況を映し出す。10日夕の記者会見で、岸田文雄首相は新たな布陣にどんな名前をつけるのか。

 「経済再生内閣」。こう名付けたのは小渕恵三氏。1998年7月の参院選に敗れて退陣した橋本龍太郎氏の後を受け、発足した。景気や金融、財政の危機克服を目指し、蔵相に首相経験者の宮沢喜一氏、経済企画庁長官に民間から堺屋太一氏を据える一方、当時の戦後最年少の入閣となる37歳の野田聖子氏を起用。小渕氏は会見で「重厚にして清新な内閣になった」と語った。

 「自民党をぶっ壊す」と訴えて首相となった小泉純一郎氏は01年4月の組閣で「派閥順送り」をやめることを宣言。首相主導で政策通や総裁選の功労者を起用し、「改革断行内閣」を掲げ、「抵抗にひるまないように、断固、改革に立ち向かっていきたい」と意気込んだ。

 小泉氏は04年9月の内閣改…

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