出光、通期の純利益2800億円に上方修正 資源高で過去最高水準

有料記事

宮川純一
[PR]

 石油元売り大手の出光興産は9日、2023年3月期決算について5月時点の想定から大幅に上方修正した。営業利益は当初想定より1850億円(97・4%増)多い3750億円とした。世界的に資源高が続いており、以前に安く仕入れた石炭や原油を売ったことで、利益が上積みされた。

 売上高は5月時点の想定から7・7%増の9兆2600億円とした。純利益は69・7%増の2800億円で、過去最高だった22年3月期(2794億円)を上回る水準だ。

 ただ、会見した尾沼温隆・経理財務部長は「大幅な上方修正だが、一時的な利益がかなりの部分を占めている」と話し、慎重な見方を示した。ウクライナ危機や円安という外部要因で、一時的に利益が増しているに過ぎないからだ。長期的には脱炭素のトレンドに対応する必要性にも改めて言及した。

 この日発表した22年4~6…

この記事は有料記事です。残り71文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!