• アピタル

コロナ重症化の因子を特定 ゲノム情報を分析、慶応大などのグループ

有料記事

野口憲太
[PR]

 新型コロナウイルスに感染したとき、重症化しやすいのはどんな人か。国内の患者のゲノム(全遺伝情報)と症状をもとに分析した結果を、慶応大などの研究グループが発表した。免疫に関わる「DOCK2」という遺伝子が重症化に関わることが分かったという。

 研究グループはほかに、東京医科歯科大、大阪大、東大医科学研究所北里大、京都大などで構成される。全国100以上の病院も研究に参加。今年7月末時点で、同意した患者6千人以上の情報があるという。

 研究グループは、2020~21年の第1~3波で新型コロナに感染して重症化した65歳未満の440人分のゲノム情報と、一般的な日本人を代表するようにさまざまな地域から収集した約2400人分のゲノム情報を比べた。すると、重症化した人では、免疫の機能に関わる遺伝子「DOCK2」の付近に特定の変異がある人が多かった。

 21年春と夏に起きた第4、5波のときの患者のゲノム情報で分析しても、DOCK2遺伝子付近の変異があると重症化リスクが高くなっていた。

 この部分の変異は、日本人の…

この記事は有料記事です。残り330文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!