今年上半期の刑法犯認知件数 2018年比で3割超減 千葉県警

酒井祥宏
[PR]

 千葉県警は上半期の殺人や強盗、窃盗などの刑法犯認知件数を発表した。今年は約1万5千件と2018年同時期比で3割超減少したが、新型コロナの行動制限解除に伴い、ひったくりが急増。自動車盗も全国ワースト3位で、県警が注意を呼びかけている。

 県警によると、防犯機器の普及やコロナ禍などもあり刑法犯認知件数は減少傾向にあり、18年上半期の約2万3千件から20年上半期には約1万7千件と2万件を割り込んだ。うち殺人や強盗、放火、強制わいせつなとの重要犯罪は18年の325件に比べ、今年は225件と100件減少している。

 ところが行動制限解除による外出増加で、ひったくりが昨年上半期の12件から42件へと3倍以上増加した。また自動車盗は愛知県447件、埼玉県362件に続く350件発生している。被害は海外でも人気があるランドクルーザー▽レクサスプリウスの3車種が4割近く占めるという。

 自動車盗は千葉県が昨年1年間で759件と全国ワースト。県警担当者は「県内は高速道路網が発達し、車を保管できるヤードや輸出港も多い。盗難車両が分解され、海外転売されている可能性がある」と分析。愛車を守るにはハンドルやタイヤロック、警報やGPS追跡装置など複数の防犯対策が有効と指摘する。

 畑雄介・県警犯罪抑止推進室長は「日頃から犯罪に遭わないように防犯意識を高めてほしい」と話している。認知件数などの詳細は県警ホームページ。(酒井祥宏)

県内の刑法犯認知件数と検挙率

2018年 2万3161件 30・0%

2019年 2万0326件 30・9%

2020年 1万7103件 31・9%

2021年 1万6223件 35・6%

2022年 1万5312件 35・9%

※いずれも上半期

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【期間中何度でも15%OFF】朝日新聞モールクーポンプレゼント