〈私たち〉の短歌 岡本真帆歌集がヒットした訳 山田航「短歌時評」

有料記事

写真・図版
[PR]

 8月14日付朝日歌壇・朝日俳壇面のコラム「短歌時評」をお届けします。今月のテーマは「〈私たち〉の短歌」について。山田航さんが岡本真帆さんの第1歌集『水上バス浅草行き』を取り上げて論じます。

短歌時評

 岡本真帆『水上バス浅草行き』(ナナロク社)が、作風としては決して分かりやすい歌集というわけではないのにもかかわらず1万部を超えるヒットとなったのは、興味深い現象である。語り手をはじめ「ずぼら」で不器用な人々を全肯定する明るさが、現代の応援歌として受け止められたという部分がまずあるだろう。

 ほんとうにあたしでいいの?…

この記事は有料記事です。残り465文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(秋トクキャンペーン中)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。

【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!