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米FDA、サル痘ワクチンの接種法変更 用量減らして供給不足に対応

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ワシントン=合田禄
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 米国内で感染症「サル痘」が急拡大していることを受け、米食品医薬品局(FDA)は9日、ワクチン接種をこれまでとは別の方法でもできるように緊急使用許可を出した。接種方法を変えれば、1回の用量が5分の1で済むため、接種者を5倍に増やすことができるという。

 FDAの緊急使用許可は、米政府が4日に出した公衆衛生上の緊急事態宣言を受けた。米国内で使える2種類のワクチンのうち、サル痘にも対応できるように開発された「JYNNEOS」が対象となった。

 これまでは1回0・5ミリリットルを打つ「皮下注射」だったが、より浅いところに打つ「皮内注射」も認めた。皮内注射だと、1回0・1ミリリットルでも同様の効果が得られるという。

 感染のリスクが高い18歳以上が対象。28日間あけて2回目を接種する必要があることに変更はない。皮内注射では、接種部位の赤みやかゆみなどがより多くなるが、痛みは少なく、FDAは副反応の管理は可能とした。

 米政府はこれまで、備蓄から67万回分のJYNNEOSを州などに配布してきた。さらに40万回分を配布する準備をしていて、新たな接種方法にすると、200万回分を接種できることになるという。FDAのロバート・カリフ長官は「ここ数週間、サル痘ウイルスは拡大を続けていて、現在のワクチン供給では需要に対応できない」とした。

 また、FDAは9日、18歳…

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