がんと闘う父に仲間がサプライズ 鹿児島実・藤田、最後に大事なのは

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仙崎信一
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 がんと闘った父との約束――。全国高校野球選手権の鹿児島代表・鹿児島実の藤田和真選手(3年)の父・剛さん(45)は、息子とチームメートの励ましを受け、抗がん剤治療や手術を乗り越えた。息子は父がメッセージを記したお守りを手に、10日第3試合の初戦に挑む。

 剛さんが直腸がんと診断されたのは、昨年8月。当時2年生だった藤田君は、鹿児島県霧島市の実家を離れて鹿児島市で寮生活を送っていた。宮下正一監督に勧められ、1日だけ帰省した。

 「俺も甲子園めざして頑張るから、お父さんも治療頑張れよ」「治る病気だから。お互い頑張ろう」。交わした会話は少なかったが、気持ちは通じた。

 翌日、車で藤田君を学校に送った剛さんにサプライズが待っていた。息子の練習を見ていると突然、1、2年生部員約50人が駆け寄ってきた。

 「僕らは(来年)甲子園に行…

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