くるりが佐賀・江北町で公式ソング制作 関西出身のふたりがなぜ?

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藤原慎一
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 人気ロックバンド「くるり」が、町制施行70周年を迎えた佐賀県江北町のテーマソングを書き下ろし、8月10日に記念動画が公開された。しかし、くるりのメンバー2人は関西出身。なぜ江北町の曲を?

 江北町は、有明海に注ぐ1級河川・六角川に面した人口約1万人の町。かつては炭鉱で栄えた。

 7月、町の中心部に位置するJR長崎線・肥前山口駅。「江北町は70周年」の垂れ幕に加え、構内には「ありがとう 肥前山口駅」と書かれたメッセージボードが設けられていた。

町が迎える「二重の節目」

 「今年は江北町にとって二重に特別な年なんです」。駅から徒歩10分ほどの町役場で、地域振興課の大隅由里香係長(37)が教えてくれた。

 一つは、町制施行から70年。もう一つは、駅名の変更だ。1913年から続く肥前山口駅が、9月23日の西九州新幹線(長崎―武雄温泉)開通と同時に「江北駅」に変わるという。

 「二重の節目」をどう盛り上げるか。町はJR九州とタッグを組み、昨夏から鉄道や駅にまつわる事業を考えてきた。実は大隅さんも、記念事業のために町に出向してきたJR九州の社員だ。

 企画を検討する中で「町のテーマソングも作ろう」とのアイデアが出た。鉄道、駅、歌……。

 「これはもう、くるりしかいない」。三つの組み合わせに、山田恭輔町長(53)がすぐさま反応した。

無類の鉄道好きに、無類のくるりファン

 くるりの岸田繁さんは、無類…

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