ウクライナから避難のデフ陸上選手、来日して練習 日本でメダルが夢

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遠藤和希
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 ロシアの侵攻でウクライナからルーマニアに避難している聴覚に障害のある(deaf(デフ))女子陸上選手2人が来日し、長野県内で日本代表の強化指定選手らとの合同合宿に参加した。家族と離ればなれになり、練習環境も不十分な中、5月にあった聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」でともに優勝。日本が招致を目指す3年後の大会での連覇を目指している。

 2人はナタリア・ウルスレンコ選手(37)=女子砲丸投げ=と、リマ・フィリモシキナ選手(36)=同ハンマー投げ。避難生活を送りながら競技を続ける2人の境遇を知った一般社団法人「日本デフ陸上競技協会」(横浜市)が、両選手に練習場所を提供するとともに、日本選手の刺激や交流につながればと招待した。2人は7月19日に来日、愛媛県での合宿などをへて今月1日からは信濃町や東御市で強化指定選手との合同合宿に参加した。

 4日は信濃町の黒姫高原にある競技場で、日本選手5人と練習。2人は国際手話を用いて投てき動作のコツを説明するなどして交流した。日本選手やコーチからハンマーや砲丸などを贈られると、2人は「長野は自然が豊かで美しい。練習にも集中できる」と手話の通訳を介して語った。

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