大阪桐蔭の吹奏楽部長、兄は18年に春夏連覇 「背中押せる応援を」

鳥尾祐太、宮坂奈津
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 第104回全国高校野球選手権大会第5日の10日、大阪桐蔭は1回戦で旭川大(北北海道)と対戦した。序盤はリードを許す苦しい展開だったが、2本塁打などで逆転し、初戦を突破した。2回戦は第9日第3試合(14日午後1時開始予定)、聖望学園(埼玉)と対戦する。

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 10日に初戦を迎えた大阪桐蔭の一塁側アルプススタンドには生徒、保護者ら大勢の応援団が詰めかけ、グラウンドの球児たちにエールを送った。

 この日は全国屈指の同校吹奏楽部総勢約160人が応援に参加。うち50人が、打席に立つ先発メンバーの希望にあわせ、「栄光の扉」や洋画の曲などを演奏しスタンドを盛り上げた。

 吹奏楽部部長の宮崎志歩さん(3年)は中学生のころ、2018年に春夏連覇を果たした兄・仁斗(じんと)さんの試合を甲子園で見ており、自分も大阪桐蔭に入りたいと思ったという。「緊張もなく、楽しめています。選手の背中を押せるような応援をしたい」と笑顔でトロンボーンを吹いた。

 野球部は41人がスタンドから応援。藤田和也君(3年)は「コロナで応援練習はほとんどできなかったが、チームメートはしっかり準備してきた。全力で応援する」と気合を入れた。

 保護者らも約200人が応援に駆けつけた。保護者会長で丸山一喜君(3年)の父・聡一さん(48)は「日本一を目指し熱い応援をします」と話し、えんじ色のメガホンを両手に声援を送っていた。(鳥尾祐太、宮坂奈津)