閉じ込めは計57時間、祖母と内縁の夫を起訴 2歳児熱中症死 大阪

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 大阪府富田林市の団地で6月、小野優陽(ゆうは)ちゃん(当時2)が熱中症で死亡した事件で、大阪地検堺支部は10日、祖母の小野真由美(46)と内縁の夫の桃田貴徳(50)の両容疑者を保護責任者遺棄致死と逮捕監禁の罪で起訴した。

 起訴状によると、2人は6月24日夜から同27日正午過ぎまで、優陽ちゃんを計3回、57時間にわたって、自宅寝室のベビーサークル内に閉じ込めた。同27日夜には優陽ちゃんの手足を粘着テープで縛って29日までサークル内に置き去りにし、十分な水分や食事を与えず、適切な気温管理もせずに熱中症で死亡させたとされる。サークルは側面が板張りにされていた。

 大阪府警は死亡翌日の6月30日、2人を保護責任者遺棄容疑で逮捕。7月20日に逮捕監禁容疑で再逮捕し、8月8日に逮捕監禁致死容疑で追送検していた。

 捜査1課によると、2人は富田林市小金台4丁目の団地で優陽ちゃんのほか、真由美容疑者の四男(16)、五男(6)の5人暮らしだった。2人は五男を連れて6月24日から断続的に外出。27日からはユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)近くのホテルに連泊し、USJを訪れていたという。

 同課によると、学校から帰宅した四男が29日午後4時ごろ、ベビーサークル内で倒れている優陽ちゃんを発見。四男から連絡を受けて帰宅した桃田容疑者が119番通報していた。