コロナ禍の国際芸術祭あいち2022 芸術監督の片岡真実さんに聞く

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聞き手・小原智恵、佐藤雄二
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 国際芸術祭「あいち2022」が7月30日に、愛知県内で開幕した。「現代アートは世界の多様さを映しだす鏡のようなもの」と話す芸術監督の片岡真実さんに、芸術祭に込めた思いを聞いた。

 ――「STILL ALIVE(スティル・アライブ)」というテーマを決めた経緯を

 芸術監督に決まったときは、すでにコロナ禍。不思議な速さで一日が過ぎていく感覚にとらわれていたとき、河原温(14年死去)の言葉「I AM STILL ALIVE」が思い浮かんだ。河原個人ではなく、すべての人の問題として、「生きていくこと」を考えられる文言だと思いました。

 ――コロナ禍で準備は大変だったでしょうね

 大切なのは作家と直接会って信頼関係をつくること。渡航できないのでやむを得ず世界各地のキュレーターに作家や作品を推薦してもらった。2カ月で300人のリストができあがり、画面越しにもどかしさを感じながらオンラインミーティングを重ねました。

 ――出展作家のジェンダー・バランス(男女比)はどのように考慮しましたか

 ジェンダーに限らず出身地や…

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