鹿児島実、ダイビングキャッチは堅守の証明 終盤には痛恨の失策続く

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(10日、第104回全国高校野球選手権大会2回戦 鹿児島実1-2明秀日立)

 今夏の鹿児島実は守備に秀でたチームだ。それを示すプレーが、1点を先取した直後の三回に出た。

 2死一塁、安打性の打球が中堅左へ。中堅手の筏(いかだ)伸之助は体を地面と平行に伸ばして落下点に飛び込んだ。捕れなければ同点になる場面だが「少しシフトも(左中間に)寄っていた。守備には自信がある」。果敢なプレーで、反撃の芽を摘んだ。

 エースの赤崎智哉が連れてきてくれた甲子園――。鹿児島実の野手たちはそう口をそろえるが、接戦が多かった鹿児島大会を勝ち抜けたのは堅守もあったからだ。特に外野手3人は無失策だった。ただこの大舞台では、終盤に同点、そして負け越しの適時失策が両翼に出た。筏は「外野は一つのミスが失点に絡んでしまう。負けてしまい、悔しい」。