酷暑和らげる「打ち水」パワー、上手なやり方は? 冷房の節電効果も

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 都会暮らしの猿・モンジロー君が、くらしの中の「なぜ?」を深掘りする「疑問解決モンジロー」シリーズ。暑い日が続くけど、今年はいつも以上に電気の節約も呼びかけられているね。少しでも電気に頼らず涼しさを感じられるよう、打ち水をしようかと考えたモンジローは、上手な打ち水の方法を調べてみたよ。

 東京都中央区のNPO法人「日本水フォーラム」を訪ねた。国土交通省環境省などの後援で打ち水の普及活動をする「打ち水大作戦」の事務局を担当しているんだ。

 大作戦の始まりは2003年。ディレクターの浅井重範さん(46)は「この年の夏も電力不足が心配されていました。都内の散水可能な面積に散水すれば気温が2度下がるとのシミュレーション結果があり、実際に決まった時間にいっせいに打ち水をして確かめようと、社会実験としてスタートしたんです」と話す。

 記録によると、この時の特設会場では約1度の気温低下を記録したんだって。以来、毎年夏に実施され、今年で20年目。打ち水が再び注目されるきっかけとなった活動の一つなんだ。

 そもそも、水をまくとどうして涼しく感じるんだろう。これは気化熱の力だ。まいた水が蒸発する際に周囲の熱を奪っていく。「涼しく感じるのは風も関係しています。打ち水で空気の対流が起こり、そよ風が流れるんです」と浅井さん。だから家庭では、窓を開けるなどして、家の中に風の通り道を作っておいてから、家の周りに打ち水をするといいんだそう。

効果的な時間帯は

 冷房を使っている時にもパワ…

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