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病院前に並ぶ救急車、「実態はほぼ発熱外来」 都内の救急病院のいま

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米田悠一郎
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 新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、救急医療の現場は体調不良を訴える患者対応に追われている。救急搬送も急増しているが、実際には軽症で緊急性の低い患者が目立つ。お盆の時期には発熱外来が休みとなり、行き場を失った患者が救急搬送を求めることが予想され、医療関係者からは「今でも精いっぱいでさらに増えるのがこわい」との声も上がっている。

 8月5日夕、東京都葛飾区の平成立石病院を取り囲むように、3台の救急車が止まっていた。コロナ感染が疑われる発熱患者は院内への広がりを防ぐために入れることができない。救急車内で検査を受け、結果が出るまでの約1時間、そのまま待機せざるを得ない。

 同病院は都の2次救急医療機関として、コロナ患者を受け入れている。第7波にあたる7月中旬ごろから救急車の受け入れ依頼が急増。普段は1日20~30台だが、現在は連日40台を超える。7月28日には1日61台を受け入れ、2002年の開院以来最大となった。

「今でも災害級の多さ」

 救急外来に来る8割ほどがコ…

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