親子2代で高松商マネジャー 箸尾さん、かなえた夢に母は涙目ピース

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堅島敢太郎、稲垣大志郎
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第104回全国高校野球選手権大会

 甲子園は母の夢でもあった。3大会連続で出場する高松商の箸尾亜美さん(3年)は、母と親子2代でマネジャーを務める。

 亜美さんがマネジャーを志したのは小学6年のとき。高松商が20年ぶりに甲子園に出場し、準優勝を果たした2016年春の選抜大会がきっかけだ。母の優美さん(47)に連れられ、初戦の応援に甲子園へ。当時は野球に関心はなく、乗り気でなかった。

 ところが。試合が始まった途端、スタンドが一体となって応援する空気や、選手の全力プレーに一気に心を奪われた。

 そして、そのとき初めて、母が高松商のマネジャーだったことを聞かされた。勝ち進む同校の快進撃と、スタンドの熱気のとりこになった亜美さんは、決勝までの5試合すべてに母と妹と3人で通い詰めた。

 中でも衝撃だったのは、決勝戦。投手の投げ合いとなってもつれた延長十回表無死一塁。お互い一歩も譲らない緊迫した場面で、高松商の一塁走者が盗塁に成功。

 この盗塁がベンチからのサインではなく、選手自らが考えて行動に移したノーサインだったことを後に知り、同校の「考える野球」にひかれた。「同校でマネジャーとなって甲子園を目指そう」。一歩を踏み出す大きなきっかけとなった。

 それから、高松商の試合があ…

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