藤井聡太竜王に勝利の菅井竜也八段「形勢判断が難しい将棋だった」

有料記事

佐藤圭司
[PR]

 渡辺明名人(38)=棋王と合わせ二冠=への名人挑戦権を、A級棋士10人が総当たりで争う「第81期将棋名人戦・A級順位戦」(朝日新聞社、毎日新聞社主催)。2回戦の最後の1局として、菅井竜也八段(30)と藤井聡太竜王(20)=王位・叡王・王将・棋聖と合わせ五冠=の対局は10日午前10時、名古屋市の「名古屋将棋対局場」で始まり、翌11日午前0時9分に終局した。中盤でリードした菅井八段が、粘る藤井竜王を振り切り、109手で勝利。今期A級の成績は両者ともに1勝1敗となり、2連勝の広瀬章人(あきひと)八段(35)、稲葉陽(あきら)八段(34)を追う構図となった。

日付をまたいだ終局直後、感想戦に移る直前の約10分間で勝った菅井八段、敗れた藤井竜王の順に、インタビューしました。対局の展開はもちろん、菅井八段がお昼のお弁当を二つ頼んだことについても。一問一答をお伝えします。

勝った菅井八段「想定していた形にはなったが…」

――先手番の菅井八段が5筋位取り中飛車を選び、後手の藤井竜王が居飛車急戦調の駒組みから1筋の位(くらい)を取った。午前中の感触は?

 「一応、想定していた形にはなったので……。ただ、そんなにうまくはいってなかったかな、と思っていました」

――昼食休憩後、菅井八段が「銀」、藤井竜王が「桂と歩2枚」を手にする展開になった。

 「なかなか形勢判断が難しい…

この記事は有料記事です。残り1487文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!