南アで発見の遺体、逃亡の男と「矛盾なし」 DNA型鑑定で

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 19年前に東京都奥多摩町の山中で男性の切断遺体が見つかった事件に関わったとして、殺人容疑などで国際手配されていた松井知行容疑者の親族のDNA型と、南アフリカで死亡した男の遺体のDNA型を鑑定した結果、「松井容疑者本人と矛盾しない」と確認されたことが捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、現地当局から情報を受けた警視庁は先月、捜査員を現地に派遣。松井容疑者の親族のDNAの検体を持参し、埋葬されていた遺体のDNA型鑑定を現地当局に依頼していた。今後、日本国内でも鑑定を行い本人と確認したうえで、被疑者死亡のまま書類送検して一連の捜査を終える。遺体は2017年12月に南ア国内の海岸で自殺したとみられる状態で発見されていた。

 松井容疑者は03年9月、仲間と共謀して元飲食店員の古川(こがわ)信也さん(当時26)を殺害し遺体を切断して一部を奥多摩町の山中に遺棄したとして、04年4月に国際手配されていた。