気温52度超、降水量300ミリ超 世界の3分の1に気候リスク

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編集委員・石井徹
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 地球温暖化がいまのまま進むと、今世紀末までに世界人口の3分の1が、気温が52度を超えたり、1日の降水量が300ミリを超えたりするような気候災害にあうリスクにさらされる――。こんな予測が東京大学の研究グループによる分析で明らかになった。

 世界各地で20年に1度の高温や豪雨に見舞われるリスクが、温暖化によって現在から今世紀末までにどう変化するかを分析した。

 研究によると、現在のペースで温室効果ガス排出が続いた場合、これまでに人類が経験したことがないレベルの気候リスクにさらされるのは、世界人口の34%にあたる約25億2千万人に上るという。これは、気温が52度を超えたり、1日に300ミリ以上の雨が降ったりするレベルだ。

 また、たとえ世界の平均気温…

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    長島美紀
    (SDGsジャパン 理事)
    2022年8月14日8時54分 投稿
    【視点】

    気候危機が引き起こす問題のひとつが自然災害による強制移動です。 温暖化が引き起こす干ばつ、水不足や乾燥や降雨量不足による作物や家畜の生育不良は人々の生計の手段を脅かすだけではなく紛争につながる場合もあります。 国連難民高等弁務官事務所(