元首相銃撃は「民主主義と関係ない」か 山腰修三教授の問題提起

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山腰修三のメディア私評

 参議院選挙の最中に安倍晋三元首相が銃撃され、亡くなるという衝撃的な出来事が生じた。事件を受けて政治家やメディアは「民主主義を守れ」と主張し、参議院選挙もまた「民主主義を守るための選挙」と位置づけ直された。ところが選挙後、この出来事に関する民主主義の危機という観点からの議論は急速に沈静化した。だが、ジャーナリズムは日本社会の矛盾が一気に表面化したこの出来事を報じる際、民主主義という参照点を簡単に手放すべきではなかったのではないだろうか。

山腰修三さん

 やまこし・しゅうぞう 1978年生まれ。慶応義塾大学教授(ジャーナリズム論、政治社会学)。主著に「ニュースの政治社会学」(近刊)。

 このように主張すると、例え…

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