冨樫義博氏ツイートに色めく地元 本人が唯一「いいね」した相手は

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小川尭洋
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 人気少年漫画「HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)」や「幽☆遊☆白書」の作者、冨樫義博さん(56)が実名のツイッターアカウントで5月下旬から発信を始め、世界中から注目を集めている。週刊少年ジャンプで4年近く休載している「H×H」とみられる原稿の画像などをツイートしているためだ。記者(31)も連載再開への期待を寄せる一人。冨樫さんの故郷で交流がある人たちはどう思っているのか。現地を訪ねた。

 「冨樫先生がツイッターを始めた? まさか?」

 冨樫さんが初めてツイートした5月24日午後3時半すぎ。冨樫さんと長年交流してきた山形県新庄市役所では、職員たちが色めきだったという。自己紹介欄には「公式()です。主に原稿の進捗(しんちょく)状況をお伝えしていきます」とあり、漫画の下書きとみられる画像も投稿されていた。

 冨樫さんは同市出身。これまで市は冨樫さんに市のイメージキャラクター「かむてん」を作ってもらったり、広報誌のイラストを描いてもらったりするなど、30年近い交流の歴史がある。だが、ツイッターの開設は寝耳に水だった。

 「かむてん」の公式ツイッターを運用する商工観光課の森達哉さん(30)は、投稿を見て「冨樫先生の画風によく似ているし、専用の原稿用紙が写っている。本物かもしれない」と考えつつ、真偽の判断に慎重だった。これまでも有名人の「なりすまし」アカウントをよく見てきたからだ。

冨樫さんは、人気漫画家になった後も故郷との交流を深めていきます。記事後半では、冨樫さんが地元で見せた心配りについて、エピソードを紹介します。記者が訪ね歩いた動画も掲載しています。

 翌25日午前、そのアカウン…

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    藤井涼
    (CNET Japan編集長)
    2022年8月19日18時12分 投稿
    【視点】

    私も再開を心待ちにしている1人ですが、冨樫先生のファンとして、新たな一面を知ることができる面白い記事でした。この秋に開催される原画展に向けて先生から寄せられたメッセージの中で、椅子に座っていられないほど腰を患っていることが明らかになり、ご本