1球ごとに打席を右に左に…動画がバズる 有田工・山口が試した理由

有料記事

大村久
【動画】高校野球の佐賀大会準決勝、三回裏に打席に立った山口洸。右、左、右、左と1球ごとに打席を変え、相手の東明館投手をほんろうした=朝日放送テレビ提供
[PR]

 右、左、右、左、右――。1球ごとに打席を変える高校生スイッチヒッターがこの夏、インターネット上でバズった。動画の視聴回数が1300万回を超えるほど注目されたのは、13日の全国高校野球選手権大会第1試合に佐賀代表で出場した有田工の山口洸生君(3年)。本人に聞くと、いたって真剣に考え抜いた末の作戦だった。

 7月23日の佐賀大会準決勝。東明館に2点を先行された三回裏、先頭の山口君は右打席に立ち、165センチの体をしゃがみ込ませるように低く構えた。直球を見送りストライク。すると小走りで球審の後ろを回って左打席に入り、バントの構え。変化球が高めに外れると、また右打席へ。4球目は再び左打席に移ってバントの構え。そして右打席に戻った5球目、変化球が左ひじ付近に当たってデッドボールとなった。

 高校野球情報サイト「バーチャル高校野球」のツイッターアカウントでこの動画が紹介されると、視聴回数が急増。コメント欄には「こんな選手初めて見た」「執念の打席!」などと書き込みが相次いだ。

 山口君は本来右打ち。50メ…

この記事は有料記事です。残り743文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。