霧に包まれた「摩周ブルー」 北海道に現れた幽玄の世界

大野正美
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 世界有数の透明度を誇る北海道東の摩周湖で11日夕、外輪山から霧が刻々と形を変えながら流れ込み、「摩周ブルー」と呼ばれる深い藍色の湖面に幻想的な風景が現れた。

 道東では太平洋からの暖かく湿った空気が沿岸で冷やされ、濃い霧が発生する。摩周湖では湖面の空気が冷えて発生する霧もある。夏場に霧が湖面にたまることが多く、透明な水が青の光を反射する「摩周ブルー」を目にするのは難しくなる。

 ただこの日は、微風が静かな湖面とはかなげに漂う霧の幕を演出し、幽玄さをたたえた絶景となった。弟子屈町の摩周第三展望台を訪れた観光客らは、霧のベール越しに見える中島のカムイシュ島や高さ857メートルの摩周岳の姿などを楽しんでいた。(大野正美)

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