おせんべいやスナック菓子の「サラダ味」 いったいどんな味?

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 都会暮らしの猿・モンジロー君が、くらしの中の「なぜ?」を深掘りする「疑問解決モンジロー」シリーズ。モンジローはバナナも好きだけど、おせんべいやスナック菓子も好き。スーパーに行くたびに気になっていたんだけど、「サラダ味」って書いてあるものがあるよね。でも、サラダ味ってどんな味? 野菜の味がするわけじゃないけど……。ウキキッ、調べてみよう。(2008年10月13日付の記事を再掲します)

塩を混ぜたサラダ油を吹き付けているよ

 ウキャ、同じことを思っていたでごザル。サラダのような軽い味かな、と解釈していたけれど、本当は? せんべい・あられ大手の亀田製菓に尋ねたよ。

 「サラダ油を使った、という意味で、味は塩味です」とマーケティング部の吉野将人さん。キキッ、油とは意外だなぁ。「サラダの語源は塩(ソルト)で、つじつまは合いますね」

 同社では、1961年に出した塩味の軽いあられ「サラダホープ」が草分け。サラダ味の米菓が、すでに他にあったかどうかは分からないが「高級品だったサラダ油のイメージを前面に、洋風の方が格好いい、と名付けたようです」と吉野さん。

 しょうゆ味の固焼きせんべいが主流だった当時、目新しさがうけて模造品まで出回った。その後、各メーカーが次々出した、サラダ味の薄焼きせんべいもブームになり、定番の味に育ったんだ。

 サラダ味商品の大半は、焼いて、塩を混ぜたサラダ油を吹き付ける製法で、油は塩が落ちるのを防ぐ役目もしているんだって。

 ウキャ? そもそもサラダ油って何かな。日本植物油協会によると、JAS法で決められた規格だそうだ。

 植物の油から不純物や色、においを取り除いたものが規格上は「精製油」。そこからさらにロウ分を除き、冷蔵庫のような低温でもドロリとしないのがサラダ油。菜種や大豆、綿実といった原料別から、2、3種混ぜた調合サラダ油まで、いま流通する食用の植物油はほとんどこれだ。

 同協会の神村義則専務理事によると、国産サラダ油の登場は1924年。サラダがおいしく食べられる油、というモダンなイメージで「サラダ油」として売り出された。後に規格ができた際、広く知られた商品名がそのまま採用されたそうだ。

 「『サラダ』は本来、一般的な料理名。油とは限らないし、お菓子の味としては実態を示していませんね。サラダ感覚のスナックと考えればよいのでは?」と神村さんは話しているよ。

野菜入り、サラダドレッシング味も

 米菓に洋の雰囲気をもたらし…

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