借金してでも献金「断れる訳なかった」 旧統一教会に捧げた数千万円

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 高額な物品販売や献金が問題視されてきた「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」。2000年代前半に入信したという東日本在住の80代女性は、信者時代の「被害」をつづったノートを手にこう振り返る。

 「とにかくお金を求められ、まともな精神状態ではありませんでした」

 脱会するまでの10年ほどで、教団側に数千万円をつぎ込んだという。「『このままでは子供や孫に厄災が降りかかる。救えるのはあなたしかいない』という教えを刷り込まれました」

 入信のきっかけは、自宅ポストに投函(とうかん)された1枚のはがきだった。無料で姓名判断をするとの内容で、深く考えずに記入した。すぐに1人の女性が自宅を訪れ、促されるままビルの一室へ。そこで「先生」と呼ばれる女性を紹介され、家系について詳しく聞かれた。

迫られる献金、「断ったら今までが無駄に」

 当時、息子の結婚について思い悩んでいる時期だった。毎日のようにビルに通うようになり、ビデオで「教え」を説かれた。「先祖が過去に人を殺傷した因縁がある」「絶家の家系で子供は結婚できない」――。そんな言葉を面談でも繰り返されたという。

 「悪い因縁から身を守るため…

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旧統一教会問題

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