市職員4人へのハラスメント、市議に厳重注意 本人は「事実誤認」

権敬淑
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 千葉県市原市議会の前議長の岡泉市議(56)=4期目=が市職員4人にパワハラセクハラをしたとされる問題で、田尻貢議長は12日、市側から報告されたハラスメントの内容について「おおむね同様の内容が確認できた」として、岡市議に対し、口頭で厳重注意をした。

 岡市議は、いずれの案件も「事実誤認がある」として、その場で反論書を提出した。

 市のハラスメント防止対策委員会は、女性職員1人に対する複数のセクハラ行為、男性職員3人へのののしり、威圧、職場内で孤立させる行為などを確認したとして、7月1日に田尻議長に報告していた。

 議会では正副議長が岡市議に聞き取りをし、田尻議長が岡市議に同29日までに事実かどうかを改めて文書で回答するよう求めた。しかし、期限に提出された回答書には、問われた内容への言及はなかったという。

 田尻議長は、「この件には厳正に対処し、再発防止に取り組む」とした上で、「市議会一丸となって政治理念の向上及び確立を図り、皆様からの信頼回復に努める」とコメントした。

 一方、岡市議は取材に対し、期限までに事実関係を回答できなかった理由について「ひとつひとつを確認するには時間が足りなかった」と説明。「世間を騒がせたことについては謝罪したが、セクハラやパワハラは事実誤認があり、納得できない」と主張した。自身のブログで反論する意向も示した。(権敬淑)